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オープンアーキテクチャー「大口町立大口南小学校」を開催しました。
 一宮支部40周年記念事業の最後の企画です。
 一宮支部のオープンアークテクチャーは、日頃気になる建物の見学をすると共に何を考えて設計をしたのかを建築設計事務所に語ってもらいます。一般の皆さんの建築への関心をより高めて頂けることを願うと共に、建築設計事務所の職能をお伝えし、建築設計事務所の利用・活用への参考になればとも思っています。
 さて、大きな固まりの建築を避け住宅のスケール感を狙ったという、異なるデザインを組み合わせた外観の大口南小学校は、内装が(一部の外装も)木質化された校舎です。玄関を入ると2階へ続く大きな階段空間「ふれあい階段」が目に入ります。階段状の教室で様々な発表会に利用されるとのこと。南小学校の子ども達の優秀なプレゼン能力は、この場で育まれているようです。自然光がふんだんに差し込み、風が抜け、木に囲まれた空間では、先生たちの創意工夫をこらしての空間を活かした授業が展開されているとのことです。
 大口町は地域住民の学校支援が活発なのが大きな特徴です。ここ南小学校でも多様なボランティ活動が展開され、校舎の中央2階のボランティア室で地域住民たちが打ち合わせている様子を、子ども達が眺めたりできるのが面白い配置です。
 エコスクールの仕掛け、歴史物語の「裁断橋物語」をモチーフにした玄関と体育館への交差通路のアーチ橋ほか、様々な話題が詰まった大口南小学校は、ゆとりある予算という理由だけで出来るものではなく、大口町の行政内の横の連携や議会の支援があったからこそとのことです。「誰が頑張ればこのような素晴らしい学校が出来るのですか?」と、質問の最後に問われました。全ての立場の人たちの頑張りの成果であり、人材の大切さを感じた見学会でした。
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数々の建築賞を受賞して話題の大口南小学校のオープンアーキテクチャーを開催します。
内装に木をふんだんに使った「木質化校舎」で展開される教育空間は、子ども達にどんな影響を与えているのか。
明るく風通しの良い校舎内を巡り、木の建築をご堪能ください。
建築は何を考えて創られているのかをテーマに、建築設計者に語ってもらう一宮支部の「オープンアーキテクチャー」です。
建築のデザインもさることながら、工事中に展開された子ども達向けの建築教室が注目したい出来事です。
学校建築の工事中は子ども達にとっても生きた建築教育の場であると設計者の東畑建築事務所は考え、建築教室が展開されました。
校庭の南に建つ新しい校舎へと移動した後、これまで使っていた校舎が取り壊される様子を目前にし、子ども達はどんな気持ちで解体工事を眺めたのだろうかと、気になったりもします。南小学校の子ども達は、希望と慈しみの貴重な建築体験をしたことと思います。
建築のデザインと共に、そんな背景にも触れる見学会としたいと思います。
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