西尾張地域の地盤について

「液状化現象」をご存じでしょうか。
砂の堆積する地盤で地中の水位が高い地域は、大地震時に砂層の地面が流動化して「液状化現象」を発生させます。
西尾張の地盤はまさにこの条件に合致します。
木曽川により運ばれた砂が厚く堆積し、木曽川の伏流水がさほど深くない地盤内を流れています。
西尾張の東北方面は砂の堆積厚も浅く、さほど心配はありませんが、西南に向けて徐々に堆積厚が深くなり、液状化が懸念されます。

かつての木曽川は堤防など無く、洪水の度に自由に流れを変えていました。
そんな中にも、水に浸かることの少ない中州が形成されていました。
今でも地名に「島」とか「中島」とか呼ばれている場所はそんな名残です。
真清田神社などもそんな島の上にあったのでしょう。
神社や古くからの集落がある一帯は、周囲に比べれば少し高い位置にあり、液状化も軽減され安定した地盤なのかもしれません。

土地を購入する折りには大いに配慮すべき事なのですが、現実にはあまり重要視されていません。
大地震時になってはじめて、事の重大さに気づくのでしょう。
現代人の悲しい消費行動です。
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